【発売情報】
本日、モーストリー・クラシック2015年4月号が発売になりました
同時に、Webサイト http://mostly.jp/ も更新。目次、おすすめアーティストなどチラ読みができるほか、バックナンバーのページでは、デジタル書籍も購入できます。ぜひ、サイトにお立ち寄りください


201504

【モーストリー・クラシック4月号の主な内容】


表紙 ヴィヴァルディ バッハ ヘンデル


特集
「四季」とバロック音楽
ヴィヴァルディ バッハ ヘンデル

 ヴィヴァルディの協奏曲集「四季」ほど多くの録音がある作品はないだろう。イ・ムジチ合奏団が1955年に録音した「四季」により、日本においてバロック音楽への興味が大きく膨らんでいったと言ってよいだろう。イ・ムジチ合奏団だけでも、アーヨ、アッカルドらコンサートマスターや、メンバーを変えながら、59年、69年、82年、88年、95年と6種類の「四季」をリリース、300万枚近くの売り上げを誇っている。
特集で「四季聴き比べ」をしている。音楽評論の許光俊氏が取り上げた演奏家は、パイヤール、アーノンクール、カラヤン、バーンスタイン、アバドストコフスキーといった巨匠たち。そしてムター、ツェートマイヤー、ケネディ、イル・ジャルディーノ・アルモニコなど現役、古楽演奏家まで、それぞれの個性を語っている。
 バッハの「G線上のアリア」「シャコンヌ」「トッカータとフーガ」、ヘンデルの「ハレルヤ・コーラス」「水上の音楽」「オンブラ・マイ・フ」などはメロディーを聴けば、1度は聴いたことのある曲ばかり。ほかにも、「パッヘルベルのカノン」、タルティーニの「悪魔のトリル」、コレッリ「クリスマス協奏曲」、クープラン「恋のうぐいす」などバロック音楽には名曲がたくさんある。特集でバロック音楽の魅力をたっぷりお伝えしている。
 その他、◎イタリアのバロック音楽◎フランスのバロック音楽◎イギリスのバロック音楽◎バロック音楽の名演奏家、クリスティ、ガーディナー、ビオンディ◎バロック音楽には偽作がいっぱい◎聖なる怪物、カストラートなど。表紙はヴィヴァルディ、バッハ、ヘンデルです。


特集で紹介したDVD、CDのプレゼントもあります


BIGが語る
ミシェル・コルボ 指揮
 世界の合唱指揮の第一人者、ミシェル・コルボ。1961年、ローザンヌ声楽アンサンブルを結成し、第一線で活躍し続けてきた。バッハやモンテヴェルディ、フォーレなどの受難曲、宗教曲は世界最高の評価を受けている。ゴールデン・ウィークの音楽祭ラ・フォル・ジュルネに今年も来日、バッハの「ヨハネ受難曲」を指揮する。「『ヨハネ

受難曲』は『マタイ受難曲』より演奏時間が短く、歌手の数も少なく起伏も多くありません。しかし、人間的でドラマチックで、聴衆は理解しやすいと思います」と話している。


日本モーツァルト協会が交響曲とピアノ・ソナタ全曲演奏
 日本モーツァルト協会(三枝成彰・理事長)は創立60周年記念事業として、交響曲全45曲全曲演奏とピアノ・ソナタ全曲演奏を行う。三枝理事長は「モーツァルトはオペラと交響曲の両方に傑作を残すことができた希有な作曲家です。若いころの初々しい作品から晩年の三大交響曲まで、短期間で彼のすごさを私自身、目の当たりにしてみたい」と話す。交響曲全曲演奏は3月7日(土)、8日(日)。曽我大介、湯浅卓夫、井上道義らの指揮で東京フィルなどが演奏。サントリーホール。ピアノ・ソナタ全曲演奏は7月4日(土)、5日(日)。横山幸雄と中道郁代が演奏。軽井沢大賀ホール。


このほか
◎小山実稚恵の「ピアノと私」
◎青島広志の「ブルー・アイランド版音楽辞典」
◎外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◎宮本文昭の気軽に話そう ゲスト ピアノ 田崎悦子
◎マンスリー・ベルリン・フィル
など、おもしろい連載、記事が満載です。


次号予告
2015年3月20日(金)発売の2015年5月号は「『新世界』と『わが祖国』ドヴォルザーク  スメタナ  バルトーク 東欧の音楽家たち」を特集します。

お楽しみに~

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