【発売情報】
本日、モーストリー・クラシック2014年10月号が発売になりました
同時に、Webサイト http://mostly.jp/ も更新。目次、おすすめアーティストなどチラ読みができるほか、バックナンバーのページでは、デジタル書籍も購入できます。ぜひ、サイトにお立ち寄りください。
 

【モーストリー・クラシック10月号の主な内容】
 

表紙:リヒャルト・シュトラウス、マーラー、ブルックナー

 

 R.シュトラウス マーラー ブルックナー ロマン派音楽大解剖

文学や美術のロマン主義に大きな影響を受けたロマン派音楽は、19世紀に花開いた。ベルリーズやシューマン、ブラームス、後期になると、リヒャルト・シュトラウス、マーラー、ブルックナーなど、音楽的に豊穣な作品がたくさん生み出された。それらは現代の音楽ファンの心をとらえて離さない。
R.シュトラウスは1864年、ミュンヘンの宮廷楽団の首席ホルン奏者を父に生まれた。今年は生誕150年の記念年で、さまざまな作品が演奏されている。新国立劇場では5月、オペラ「アラベッラ」を再演、7月はパシフィック・ミュージック・フェスティバルで「ナクソス島のアリアドネ」が上演された。
マーラーはドイツ民謡集「少年の魔法の角笛」を歌詞として多用している。この民謡集はドイツのロマン派詩人アルニムとブレンターノが編纂したもの。「民族の過去の遺産としての民謡への関心は、ロマン主義精神の特質のひとつだった」と音楽評論家の岩下眞好氏。
ドイツ文学者、許光俊氏の寄稿、「ブルックナーとロマン主義」の論考も、ロマン主義の本質を突いて読ませる。「ロマン主義者は、人間を遠ざけつつ求める。孤独を愛しつつ、友人や恋人を探す。結果的に、ロマン主義は永遠の欲求不満であり、宙づり状態のことだ。それは、希望を抱きつつ、希望がみたされないことを喜ぶ生き方だ」と指摘する。
特集では、後期ロマン派の作曲家とロマン主義の関係を解説。さらに、ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」、マーラーの交響曲第2番「復活」、R.シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」など名曲を取り上げ、音楽評論家らにそれぞれの名盤をあげてもらった。
特集はほかに、◎後期ロマン派の演奏を得意とする指揮者、フルトヴェングラー、ショルティ、ティーレマン、他◎インバル、マーラーを語る◎国民楽派の出現と勃興◎20世紀のロマン派作曲家たち、などです。

 

特集で紹介したDVD、CDのプレゼントもあります
 

BIGが語る

ピエール・ロラン=エマール ピアノ
フランス・リヨン生まれのピアニスト。19歳のとき、作曲家のピエール・ブーレーズが創設した現代音楽のアンサンブル、アンサンブル・アンテルコンタンポランに入り、活動。ハンガリー生まれの作曲家ジェルジュ・リゲティの信頼も厚く、リゲティのピアノ作品すべてを録音している。9月に来日するが、バッハとともにアメリカの作曲家エリオット・カーターの作品を演奏する。まさに超絶技巧を要する現代音楽のスペシャリストだ。「私はいつも、過去と現在の音楽を同時に必要としてきました。そのように音楽教育を受けたからです。常に、過去と現在の作品を組み合わせて演奏してきました」と話す。

 

特別企画
小澤国際室内楽アカデミー奥志賀2014
 サイトウ・キネン・フェスティバル松本の名称変更記者会見

小澤征爾らが若手弦楽器奏者を指導する「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀2014」が7月20日から30日まで、長野県山ノ内町で開催された。毎年恒例の講習会で、今回も日本、中国、韓国、オーストリア、マレーシアからアカデミー生が参加した。ハイドンの弦楽四重奏、バルトークの「弦楽のためのディヴェルティメント」などをレッスン。30日には山ノ内町で、31日には東京オペラシティで成果を披露する演奏会を開いた。
サイトウ・キネン・フェスティバル松本は8月4日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者会見を開き、来年から名称を「セイジ・オザワ松本フェスティバル」に変更することを発表した。神澤睦雄・実行委員長は「いま以上に発展していきたい。小澤先生にも了解をいただきました」と語った。

 

このほか 
◯諸石幸生の「音楽探究の旅」
◯ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルグのウィーン・フィル便り
◯マンスリー・ベルリン・フィル
◯小山実稚恵の「ピアノと私」
◯宇野功芳の「これを聴かずにクラシックを語るな!」
◯外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◯宮本文昭の気軽に話そう ゲスト 山根一仁 ヴァイオリン
◯横溝亮一の「音楽千夜一夜」 安川加寿子 ピアノ
など特集や好評連載が満載です。

 

次号予告
2014年9月20日(土)発売の2014年11月号は「ウィーン・フィルとウィーン・フィルが認めた指揮者、ソリスト」を特集します。

 

お楽しみに~

【発売情報】
本日、モーストリー・クラシック2014年9月号が発売になりました
同時に、Webサイト http://mostly.jp/ も更新。目次、おすすめアーティストなどチラ読みができるほか、バックナンバーのページでは、デジタル書籍も購入できます。ぜひ、サイトにお立ち寄りください。

【モーストリー・クラシック9月号の主な内容】

表紙:リヒテル、ミケランジェリ、ポリーニ、ラン・ラン

ピアノ名曲ピアニスト対決 20世紀の巨匠と21世紀の新鋭
同じ曲を違う演奏家で聴き比べすることは、クラシック・ファンの最大の楽しみの一つといってよいだろう。今月号の特集は「ピアノ名曲ピアニスト対決」。ソロの作品を中心に、著名なピアノ曲を新旧のピアニスト、タイプの異なるピアニストなどの組み合わせで、演奏を比較している。
取り上げている作曲家と作品は、モーツァルトのピアノ・ソナタ第17番、ベートーヴェンの後期3大ソナタ(第30、31、32番)、ショパンの「舟歌」や「ポロネーズ」、ドビュッシーの「前奏曲集」、ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」など古典から近現代まで30作品以上。
たとえばショパンのピアノ・ソナタ第2番「葬送行進曲付き」はアルゲリッチとポリーニの2大ピアニストの録音を聴き比べした。音楽評論家の青澤唯夫氏はアルゲリッチの演奏について「作品の分析よりも直感というか、傑出した演奏本能でもって曲に挑み、こだわりのない天衣無縫なアプローチ」と評する。またポリーニの演奏は「磨き抜かれた音の美しさとバランス感覚のよさは、いま聴いても第一級のもの(録音は1984年)」という。
同じ作品の聴き比べとともに、ブレンデルとポール・ルイス、グルダとアルゲリッチ、ミケランジェリとポリーニなど師匠と弟子の音楽の違い、また父ルドルフと息子ピーターのゼルキン親子の演奏を比べている。
特集はほかに、◎ピアノ名曲の歴史と名盤◎ベートーヴェンと出合って発展したピアノ◎20世紀の味わい深い名ピアニストたち、などです。

 

特集で紹介したDVD、CDのプレゼントもあります

BIGが語る
アルヴォ・ペルト 作曲
エストニアの作曲家、アルヴォ・ペルトが第26回高松宮殿下記念世界文化賞音楽部門を受賞した。世界文化賞は「芸術文化のノーベル賞」と称されるが、エストニアからの受賞は初めて。ペルトは、グレゴリオ聖歌や中世の宗教曲などを研究し、独自の作曲法「ティンティナブリ(鈴鳴らし)」様式にたどりついた。一定のテンポに簡素な和声、静謐な音楽は、現代作曲家としては異例のヒットとなった。複雑化した現代音楽へのアンチテーゼとも受け取ることができる。「世界には私のものより力強い音楽がたくさんあります。しかし、この世に愛がある限り、新しい芸術が生まれ続けると思います」と話している。

カラヤン企画 
カラヤンはチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を4人のピアニストで録音している。最初の録音は1962年、リヒテルで、オーケストラはウィーン響。次は67年、ワイセンベルクとパリ管。3回目75年、ベルマンと手兵ベルリン・フィル。4回目は88年にキーシンと録音したライヴ録音。結局これがベルリン・フィルとの最後の録音になった。この録音について音楽評論家の國土潤一氏は「完璧な耽美主義者カラヤンの姿ではなく、若い才能を慈しみ、見守りつつ何かを伝えようとする老巨匠の姿がここにある」と指摘している。
 

このほか 
◯諸石幸生の「音楽探究の旅」
◯ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルグのウィーン・フィル便り
◯マンスリー・ベルリン・フィル
◯小山実稚恵の「ピアノと私」
◯宇野功芳の「これを聴かずにクラシックを語るな!」
◯外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◯宮本文昭の気軽に話そう ゲスト 工藤セシリア ピアノ
◯横溝亮一の「音楽千夜一夜」 原智恵子 ピアノ
など特集や好評連載が満載です。

次号予告
2014年8月20日(水)発売の2014年10月号は「後期ロマン派の交響曲・管弦楽曲」を特集します。

お楽しみに~

【発売情報】
本日、モーストリー・クラシック2014年8月号が発売になりました
同時に、Webサイト http://mostly.jp/ も更新。目次、おすすめアーティストなどチラ読みができるほか、バックナンバーのページでは、デジタル書籍も購入できます。ぜひ、サイトにお立ち寄りください。

【モーストリー・クラシック8月号の主な内容】

表紙:シューベルト

夭折の天才 シューベルト再発見
シューベルトはわずか31年の人生で1000曲もの作品を作曲した、まさに夭折の天才だ。「歌曲王」とも称され、3大歌曲集「冬の旅」「白鳥の歌」「美し き水車小屋の娘」をはじめ、「魔王」など多くの歌曲を残した。交響曲は「未完成」や「ザ・グレート」、室内楽曲にはピアノ五重奏曲「ます」や弦楽四重奏曲 第14番「死と乙女」、チェロで演奏されることが多い「アルペジョーネソナタ」などがあり、作曲分野はピアノ曲やオペラ、宗教曲などあらゆるジャンルにわ たり、今日もたくさんの作品が演奏家のレパートリーとなっている。
シューベルトは1797年、ウィーン近郊のリヒテンタールで生まれた。父親テオドールはモラヴィアの農家の出身だが、補助教員からこつこつと働き、初等学 校の校長に上り詰めた。父親の手ほどきで音楽をはじめ、才能を認められる。そして宮廷直属の全寮制寄宿学校コンヴィクトに入学する。宮廷楽長のサリエリが シューベルトの才能に気付き推薦したという。
このコンヴィクト時代の友人や、シューベルトの音楽を愛する人たちで作られたグループが「ジューベルティアーデ」。シューベルトの作品はもっぱら、ディレッタントが集まるシューベルティアーデで発表された。
ところで、日本文学研究家のドナルド・キーン氏は、無人島に1枚レコードを持っていくとしたら、シューベルトの弦楽五重奏曲だという。戦時中の1942年 にはじめてレコードを聴いて虜になった。「その音楽の美しさといったら全く特別でした。今でもその思いに変わりはありません。何回聴いても、他の音楽には ないものを感じます」と話している。
特集はほかに、◎シューベルトの名曲ベスト10◎シューベルトの名指揮者ベーム◎シューベルト名演奏家ケンプ◎シューベルトを語る・ケラス◎「未完成」交響曲は未完成? 完成? など。


特集で紹介したDVD、CDのプレゼントもあります

BIGが語る
マリス・ヤンソンス 指揮
首席指揮者を務めるバイエルン放送響と11月に来日する。2012年以来、2年ぶりの日本ツアーとなる。今回は、クリスティアン・ツィメルマンのピアノで ブラームスのピアノ協奏曲やムソルグスキー/ラヴェル編「展覧会の絵」、ドヴォルザーク「新世界より」、リヒャルト・シュトラウス「ドン・ファン」などを 演奏する。ヤンソンスは先頃、ロイヤル・コンセルトヘボウ管の首席指揮者を15年に退任する、と発表したばかり。一方、バイエルンの任期は2018年まで 続投する。ミュンヘンではいま、バイエルン放響の専用ホールの建設が議論されている。「私が今ここでミュンヘンを去ったら、新ホールは実現しないでしょ う。私としても責任を感じていますし、人間的にも放っておくことができません・それが、大きな理由です」と話す。


カラヤン新企画 カラヤンとシューベルト
第2次世界大戦後、カラヤンはナチス協力者の容疑で、公開演奏での指揮活動を禁じられた。そんな中、EMIの名プロデューサー、ウォルター・レッグはカラ ヤンとウィーン・フィルの録音を開始する。最初はベートーヴェンの交響曲第8番、続いてはシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」だった。以前、トス カニーニが指揮した「ザ・グレート」に感銘を受けたという。1978年にシューベルト全集を作ったが、実演で指揮したのは「ザ・グレート」と交響曲第7番 「未完成」だけ。カラヤンとシューベルトは相性が悪かったのだろうか。音楽史譚家の山崎浩太郎氏は「シューベルトが初期交響曲に込めた軽妙な愉悦、遊び心 のようなものが、十分に実を結んでいない」と指摘している。

このほか 
◯諸石幸生の「音楽探究の旅」
◯ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルグのウィーン・フィル便り
◯マンスリー・ベルリン・フィル
◯小山実稚恵の「ピアノと私」 モーツァルト
◯宇野功芳の「これを聴かずにクラシックを語るな!」
◯外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◯宮本文昭の気軽に話そう ゲスト 石田泰尚 ヴァイオリン
◯横溝亮一の「音楽千夜一夜」 諏訪根自子
など特集や好評連載が満載です。

次号予告
2014年7月19日(土)発売の2014年9月号は「巨匠と新鋭 世界がいま注目するピアニスト」を特集します。

お楽しみに~


 

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