【発売情報】
本日、モーストリー・クラシック2014年12月号が発売になりました
同時に、Webサイト http://mostly.jp/ も更新。目次、おすすめアーティストなどチラ読みができるほか、バックナンバーのページでは、デジタル書籍も購入できます。ぜひ、サイトにお立ち寄りください。

 

【モーストリー・クラシック12月号の主な内容】

 

表紙:マリア・カラス

 

イタリア・オペラ黄金時代 マリア・カラスと名歌手

 不世出の名歌手マリア・カラスが遺したスタジオ録音がすべてリマスターされ、リリースされた。CD69枚組という大ボックスだ。
 「歌に生き恋に生きた」と称されたカラスの人生は太く短い。1923年12月2日、ギリシャからの移民の子としてニューヨークで生まれた。母と姉とともにギリシャに戻り、アテネ音楽院で、エルビラ・デ・イダルゴという名教師に出会い、才能を開花させる。ニューヨークに戻り、最初は芽がでなかったが、ヴェローナ音楽祭の芸術監督ゼナテッロがカラスの歌を聴いて「ラ・ジョコンダ」に抜擢。そしてイタリアに渡った後の活躍はめざましい。
 カラスが、オペラ「トスカ」のアリア「恋に生き、歌に生き」になぞらえて語られるのは、夫メネギーニがいながら、ギリシャの海運王オナシスとの恋に走ったことが大きな原因の一つ。しかし、オナシスは結局、ケネディ元大統領夫人ジャクリーンと結婚してしまう。
 カラスの69枚のCDには、重い強い声が必要なオペラから、ロッシーニやベルカントものなど、多くの種類のオペラが収録されている。これだけの役を歌う歌手は今後は表れないだろう。カラスの最盛期は1950年代。65年にはオペラから引退してしまう。カラスは日本には2度来ている。73年にはマダム・バタフライ世界コンクールの表彰式に出席。74年には、来日ツアーを行い、11月11日の札幌公演が生涯最後のステージとなった。
 特集は、カラスの足跡をたどり、この新リマスター・エディションを中心に名盤を解説、また同時代の歌手や指揮者を紹介している。
 その他、名歌手と作曲家と劇場との戦い◎カラスのライバル、レナータ・テバルディ◎イタリア・オペラ黄金時代の歌手◎アルベルト・ゼッダ・インタビュー◎トスカニーニとイタリア・オペラ、など。表紙はマリア・カラスです。

 

特集で紹介したDVD、CDのプレゼントもあります


BIGが語る
準・メルクル 指揮
 日本人の母親の血を引く指揮者。日本との関係は深く、水戸室内管には定期的に登場し、来年1月には読売日響を指揮する。「私はドイツで育ちましたが、日本とは深いつながりがあるので、どちらかというと戻ってくるという感覚を感じます」と話す。水戸芸術館に弦楽器を寄贈して、若手に貸与する活動も行っている。これまでヴァイオリン4挺、ヴィオラ3挺を寄贈した。「若い音楽家が良い弦楽器を持つことはとても難しいと思います。東日本大震災で被災したあとの大変な状況で、自分に何ができるかを考えました」と話した。

 

特別企画
ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン2014
 ウィーン・フィルが9月末に来日した。今年の指揮者はベネズエラのグスターボ・ドゥダメル。リヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」、ドヴォルザークの「交響曲第8番」などを聴かせた。彼らの活動はコンサートだけではない。中学・高校生のための「青少年プログラム」、ヘルスベルク前楽団長の「レクチャー&室内楽」などを行った。ゆえに「ウィーク イン ジャパン」なのだ。また東日本大震災以来、被災地で活動を続けており、今年も南相馬市を訪れた。こうした活動をレポートしている。

 

このほか
◎小山実稚恵の「ピアノと私」
◎青島広志の「ブルー・アイランド版音楽辞典」
◎外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◎宮本文昭の気軽に話そう ゲスト 指揮 秋山和慶
◎横溝亮一の「音楽千夜一夜」
など、おもしろい連載、記事が満載です。

 

次号予告
2014年11月20日(木)発売の2015年1月号は「変革者ベートーヴェンと『第九』交響曲、器楽、室内楽の魅力と名盤」を特集します。

お楽しみに~

 

【発売情報】
本日、モーストリー・クラシック2014年11月号が発売になりました
同時に、Webサイト http://mostly.jp/ も更新。目次、おすすめアーティストなどチラ読みができるほか、バックナンバーのページでは、デジタル書籍も購入できます。ぜひ、サイトにお立ち寄りください。

 

【モーストリー・クラシック11月号の主な内容】

 

表紙: グスターボ・ドゥダメル

 

 来日記念!ウィーン・フィルと名指揮者

 ウィーン・フィルは今月、来日公演を行う。1956年の初来日から数えて、今回は31回目になる。初来日の指揮者はドイツの作曲家、ヒンデミット。モーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」、ベートーヴェンの交響曲第4番などを演奏した。今回の日本ツアーの指揮者はベネズエラのドゥダメル。「ツァラトゥストラはかく語りき」やドヴォルザークの交響曲第8番などがプログラムに入っている。初来日ではヒンデミットの自作、今回はウィーン・フィル団員のルネ・シュタールの曲が演奏される。古典作品だけではないところが今を生きるウィーン・フィルらしい。
 ウィーン・フィルはウィーン宮廷歌劇場のオーケストラを基に、演奏会用の自主運営オーケストラとして1842年に結成された。オーケストラに常任指揮者、音楽監督といったポストはなく、あくまでオーケストラ側が指揮者を招聘するという立場を貫いている。主導権はウィーン・フィルにあるのだ。定期演奏会は年に10回しかなく、ここの指揮台に呼ばれることは指揮者のステイタスとなる。今シーズンは、シュナイダー、プレートル、メッツマッハー、バレンボイム、ヤンソンスらの名前が並ぶ。このシステムもウィーン・フィルを世界一流のオーケストラたらしめているといえる。「特定の指揮者のカラーに染まるのではなく、異なる指揮者たちのカラーを用いて自身の響きの引き出しを増し加えていく」とヨーロッパ文化研究の小宮正安氏は記している。
 特集はほかに、◎ウィーン・フィルと名指揮者 ムーティ、ティーレマン、アーノンクール、ヤンソンス、ラトル、他◎ウィーン・フィルとピアニスト◎ウィーン・フィルとウィーンの作曲家◎録音で聴く往年の指揮者、などです。 

 

特集で紹介したDVD、CDのプレゼントもあります

 

BIGが語る

中村紘子 ピアノ

日本を代表するピアニストの1人、中村紘子がデビュー55周年を迎えた。慶応義塾中等部時代に全日本学生音楽コンクールで優勝。15歳のとき、NHK交響楽団の世界ツアーのソリストに抜擢された。今年は古希でもある。「55年はあっという間でした。地球の自転が早くなったのかしら」と笑う。9月、55周年の記念アルバムをリリースした。モーツァルトのピアノ協奏曲第24番と第26番「戴冠式」、そしてショパンのマズルカ集。オーケストラは山田和樹指揮の横浜シンフォニエッタ。「戴冠式」のカデンツァは新垣隆作曲という話題もある。山田の指揮を「音楽に格調があります」と話している。

 

宮本文昭の気軽に話そう
 毎月、さまざまなジャンルのゲストを迎え、ホストの宮本文昭と気軽におしゃべりをしてもらうコーナー。今月のゲストは、4月に神奈川フィルの常任指揮者に就任した川瀬賢太郎。1984年生まれの若手注目株。子供のころから指揮者になるのが夢だった。幼稚園の卒業アルバムに「将来の夢は指揮者」と書いたほど。「父親がかなりのクラシック音楽ファンで、子供の頃からマーラーを聴いて喜んでいました。当時はウルトラマンや仮面ライダーと同じラインにいるヒーローという感じでしたね」などと語っている。

 

このほか 
◯諸石幸生の「音楽探究の旅」
◯ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルグのウィーン・フィル便り
◯マンスリー・ベルリン・フィル
◯小山実稚恵の「ピアノと私」
◯宇野功芳の「これを聴かずにクラシックを語るな!」
◯外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◯横溝亮一の「音楽千夜一夜」 藤原義江 テノール
など特集や好評連載が満載です。

 

次号予告
2014年10月20日(月)発売の2014年12月号は「マリア・カラスと歌の女神 イタリア・オペラ歌いの巨匠と新鋭」を特集します。

お楽しみに~

【発売情報】
本日、モーストリー・クラシック2014年10月号が発売になりました
同時に、Webサイト http://mostly.jp/ も更新。目次、おすすめアーティストなどチラ読みができるほか、バックナンバーのページでは、デジタル書籍も購入できます。ぜひ、サイトにお立ち寄りください。
 

【モーストリー・クラシック10月号の主な内容】
 

表紙:リヒャルト・シュトラウス、マーラー、ブルックナー

 

 R.シュトラウス マーラー ブルックナー ロマン派音楽大解剖

文学や美術のロマン主義に大きな影響を受けたロマン派音楽は、19世紀に花開いた。ベルリーズやシューマン、ブラームス、後期になると、リヒャルト・シュトラウス、マーラー、ブルックナーなど、音楽的に豊穣な作品がたくさん生み出された。それらは現代の音楽ファンの心をとらえて離さない。
R.シュトラウスは1864年、ミュンヘンの宮廷楽団の首席ホルン奏者を父に生まれた。今年は生誕150年の記念年で、さまざまな作品が演奏されている。新国立劇場では5月、オペラ「アラベッラ」を再演、7月はパシフィック・ミュージック・フェスティバルで「ナクソス島のアリアドネ」が上演された。
マーラーはドイツ民謡集「少年の魔法の角笛」を歌詞として多用している。この民謡集はドイツのロマン派詩人アルニムとブレンターノが編纂したもの。「民族の過去の遺産としての民謡への関心は、ロマン主義精神の特質のひとつだった」と音楽評論家の岩下眞好氏。
ドイツ文学者、許光俊氏の寄稿、「ブルックナーとロマン主義」の論考も、ロマン主義の本質を突いて読ませる。「ロマン主義者は、人間を遠ざけつつ求める。孤独を愛しつつ、友人や恋人を探す。結果的に、ロマン主義は永遠の欲求不満であり、宙づり状態のことだ。それは、希望を抱きつつ、希望がみたされないことを喜ぶ生き方だ」と指摘する。
特集では、後期ロマン派の作曲家とロマン主義の関係を解説。さらに、ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」、マーラーの交響曲第2番「復活」、R.シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」など名曲を取り上げ、音楽評論家らにそれぞれの名盤をあげてもらった。
特集はほかに、◎後期ロマン派の演奏を得意とする指揮者、フルトヴェングラー、ショルティ、ティーレマン、他◎インバル、マーラーを語る◎国民楽派の出現と勃興◎20世紀のロマン派作曲家たち、などです。

 

特集で紹介したDVD、CDのプレゼントもあります
 

BIGが語る

ピエール・ロラン=エマール ピアノ
フランス・リヨン生まれのピアニスト。19歳のとき、作曲家のピエール・ブーレーズが創設した現代音楽のアンサンブル、アンサンブル・アンテルコンタンポランに入り、活動。ハンガリー生まれの作曲家ジェルジュ・リゲティの信頼も厚く、リゲティのピアノ作品すべてを録音している。9月に来日するが、バッハとともにアメリカの作曲家エリオット・カーターの作品を演奏する。まさに超絶技巧を要する現代音楽のスペシャリストだ。「私はいつも、過去と現在の音楽を同時に必要としてきました。そのように音楽教育を受けたからです。常に、過去と現在の作品を組み合わせて演奏してきました」と話す。

 

特別企画
小澤国際室内楽アカデミー奥志賀2014
 サイトウ・キネン・フェスティバル松本の名称変更記者会見

小澤征爾らが若手弦楽器奏者を指導する「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀2014」が7月20日から30日まで、長野県山ノ内町で開催された。毎年恒例の講習会で、今回も日本、中国、韓国、オーストリア、マレーシアからアカデミー生が参加した。ハイドンの弦楽四重奏、バルトークの「弦楽のためのディヴェルティメント」などをレッスン。30日には山ノ内町で、31日には東京オペラシティで成果を披露する演奏会を開いた。
サイトウ・キネン・フェスティバル松本は8月4日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者会見を開き、来年から名称を「セイジ・オザワ松本フェスティバル」に変更することを発表した。神澤睦雄・実行委員長は「いま以上に発展していきたい。小澤先生にも了解をいただきました」と語った。

 

このほか 
◯諸石幸生の「音楽探究の旅」
◯ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルグのウィーン・フィル便り
◯マンスリー・ベルリン・フィル
◯小山実稚恵の「ピアノと私」
◯宇野功芳の「これを聴かずにクラシックを語るな!」
◯外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◯宮本文昭の気軽に話そう ゲスト 山根一仁 ヴァイオリン
◯横溝亮一の「音楽千夜一夜」 安川加寿子 ピアノ
など特集や好評連載が満載です。

 

次号予告
2014年9月20日(土)発売の2014年11月号は「ウィーン・フィルとウィーン・フィルが認めた指揮者、ソリスト」を特集します。

 

お楽しみに~

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