【発売情報】
本日、モーストリー・クラシック2014年9月号が発売になりました
同時に、Webサイト http://mostly.jp/ も更新。目次、おすすめアーティストなどチラ読みができるほか、バックナンバーのページでは、デジタル書籍も購入できます。ぜひ、サイトにお立ち寄りください。

【モーストリー・クラシック9月号の主な内容】

表紙:リヒテル、ミケランジェリ、ポリーニ、ラン・ラン

ピアノ名曲ピアニスト対決 20世紀の巨匠と21世紀の新鋭
同じ曲を違う演奏家で聴き比べすることは、クラシック・ファンの最大の楽しみの一つといってよいだろう。今月号の特集は「ピアノ名曲ピアニスト対決」。ソロの作品を中心に、著名なピアノ曲を新旧のピアニスト、タイプの異なるピアニストなどの組み合わせで、演奏を比較している。
取り上げている作曲家と作品は、モーツァルトのピアノ・ソナタ第17番、ベートーヴェンの後期3大ソナタ(第30、31、32番)、ショパンの「舟歌」や「ポロネーズ」、ドビュッシーの「前奏曲集」、ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」など古典から近現代まで30作品以上。
たとえばショパンのピアノ・ソナタ第2番「葬送行進曲付き」はアルゲリッチとポリーニの2大ピアニストの録音を聴き比べした。音楽評論家の青澤唯夫氏はアルゲリッチの演奏について「作品の分析よりも直感というか、傑出した演奏本能でもって曲に挑み、こだわりのない天衣無縫なアプローチ」と評する。またポリーニの演奏は「磨き抜かれた音の美しさとバランス感覚のよさは、いま聴いても第一級のもの(録音は1984年)」という。
同じ作品の聴き比べとともに、ブレンデルとポール・ルイス、グルダとアルゲリッチ、ミケランジェリとポリーニなど師匠と弟子の音楽の違い、また父ルドルフと息子ピーターのゼルキン親子の演奏を比べている。
特集はほかに、◎ピアノ名曲の歴史と名盤◎ベートーヴェンと出合って発展したピアノ◎20世紀の味わい深い名ピアニストたち、などです。

 

特集で紹介したDVD、CDのプレゼントもあります

BIGが語る
アルヴォ・ペルト 作曲
エストニアの作曲家、アルヴォ・ペルトが第26回高松宮殿下記念世界文化賞音楽部門を受賞した。世界文化賞は「芸術文化のノーベル賞」と称されるが、エストニアからの受賞は初めて。ペルトは、グレゴリオ聖歌や中世の宗教曲などを研究し、独自の作曲法「ティンティナブリ(鈴鳴らし)」様式にたどりついた。一定のテンポに簡素な和声、静謐な音楽は、現代作曲家としては異例のヒットとなった。複雑化した現代音楽へのアンチテーゼとも受け取ることができる。「世界には私のものより力強い音楽がたくさんあります。しかし、この世に愛がある限り、新しい芸術が生まれ続けると思います」と話している。

カラヤン企画 
カラヤンはチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を4人のピアニストで録音している。最初の録音は1962年、リヒテルで、オーケストラはウィーン響。次は67年、ワイセンベルクとパリ管。3回目75年、ベルマンと手兵ベルリン・フィル。4回目は88年にキーシンと録音したライヴ録音。結局これがベルリン・フィルとの最後の録音になった。この録音について音楽評論家の國土潤一氏は「完璧な耽美主義者カラヤンの姿ではなく、若い才能を慈しみ、見守りつつ何かを伝えようとする老巨匠の姿がここにある」と指摘している。
 

このほか 
◯諸石幸生の「音楽探究の旅」
◯ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルグのウィーン・フィル便り
◯マンスリー・ベルリン・フィル
◯小山実稚恵の「ピアノと私」
◯宇野功芳の「これを聴かずにクラシックを語るな!」
◯外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◯宮本文昭の気軽に話そう ゲスト 工藤セシリア ピアノ
◯横溝亮一の「音楽千夜一夜」 原智恵子 ピアノ
など特集や好評連載が満載です。

次号予告
2014年8月20日(水)発売の2014年10月号は「後期ロマン派の交響曲・管弦楽曲」を特集します。

お楽しみに~

【発売情報】
本日、モーストリー・クラシック2014年8月号が発売になりました
同時に、Webサイト http://mostly.jp/ も更新。目次、おすすめアーティストなどチラ読みができるほか、バックナンバーのページでは、デジタル書籍も購入できます。ぜひ、サイトにお立ち寄りください。

【モーストリー・クラシック8月号の主な内容】

表紙:シューベルト

夭折の天才 シューベルト再発見
シューベルトはわずか31年の人生で1000曲もの作品を作曲した、まさに夭折の天才だ。「歌曲王」とも称され、3大歌曲集「冬の旅」「白鳥の歌」「美し き水車小屋の娘」をはじめ、「魔王」など多くの歌曲を残した。交響曲は「未完成」や「ザ・グレート」、室内楽曲にはピアノ五重奏曲「ます」や弦楽四重奏曲 第14番「死と乙女」、チェロで演奏されることが多い「アルペジョーネソナタ」などがあり、作曲分野はピアノ曲やオペラ、宗教曲などあらゆるジャンルにわ たり、今日もたくさんの作品が演奏家のレパートリーとなっている。
シューベルトは1797年、ウィーン近郊のリヒテンタールで生まれた。父親テオドールはモラヴィアの農家の出身だが、補助教員からこつこつと働き、初等学 校の校長に上り詰めた。父親の手ほどきで音楽をはじめ、才能を認められる。そして宮廷直属の全寮制寄宿学校コンヴィクトに入学する。宮廷楽長のサリエリが シューベルトの才能に気付き推薦したという。
このコンヴィクト時代の友人や、シューベルトの音楽を愛する人たちで作られたグループが「ジューベルティアーデ」。シューベルトの作品はもっぱら、ディレッタントが集まるシューベルティアーデで発表された。
ところで、日本文学研究家のドナルド・キーン氏は、無人島に1枚レコードを持っていくとしたら、シューベルトの弦楽五重奏曲だという。戦時中の1942年 にはじめてレコードを聴いて虜になった。「その音楽の美しさといったら全く特別でした。今でもその思いに変わりはありません。何回聴いても、他の音楽には ないものを感じます」と話している。
特集はほかに、◎シューベルトの名曲ベスト10◎シューベルトの名指揮者ベーム◎シューベルト名演奏家ケンプ◎シューベルトを語る・ケラス◎「未完成」交響曲は未完成? 完成? など。


特集で紹介したDVD、CDのプレゼントもあります

BIGが語る
マリス・ヤンソンス 指揮
首席指揮者を務めるバイエルン放送響と11月に来日する。2012年以来、2年ぶりの日本ツアーとなる。今回は、クリスティアン・ツィメルマンのピアノで ブラームスのピアノ協奏曲やムソルグスキー/ラヴェル編「展覧会の絵」、ドヴォルザーク「新世界より」、リヒャルト・シュトラウス「ドン・ファン」などを 演奏する。ヤンソンスは先頃、ロイヤル・コンセルトヘボウ管の首席指揮者を15年に退任する、と発表したばかり。一方、バイエルンの任期は2018年まで 続投する。ミュンヘンではいま、バイエルン放響の専用ホールの建設が議論されている。「私が今ここでミュンヘンを去ったら、新ホールは実現しないでしょ う。私としても責任を感じていますし、人間的にも放っておくことができません・それが、大きな理由です」と話す。


カラヤン新企画 カラヤンとシューベルト
第2次世界大戦後、カラヤンはナチス協力者の容疑で、公開演奏での指揮活動を禁じられた。そんな中、EMIの名プロデューサー、ウォルター・レッグはカラ ヤンとウィーン・フィルの録音を開始する。最初はベートーヴェンの交響曲第8番、続いてはシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」だった。以前、トス カニーニが指揮した「ザ・グレート」に感銘を受けたという。1978年にシューベルト全集を作ったが、実演で指揮したのは「ザ・グレート」と交響曲第7番 「未完成」だけ。カラヤンとシューベルトは相性が悪かったのだろうか。音楽史譚家の山崎浩太郎氏は「シューベルトが初期交響曲に込めた軽妙な愉悦、遊び心 のようなものが、十分に実を結んでいない」と指摘している。

このほか 
◯諸石幸生の「音楽探究の旅」
◯ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルグのウィーン・フィル便り
◯マンスリー・ベルリン・フィル
◯小山実稚恵の「ピアノと私」 モーツァルト
◯宇野功芳の「これを聴かずにクラシックを語るな!」
◯外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◯宮本文昭の気軽に話そう ゲスト 石田泰尚 ヴァイオリン
◯横溝亮一の「音楽千夜一夜」 諏訪根自子
など特集や好評連載が満載です。

次号予告
2014年7月19日(土)発売の2014年9月号は「巨匠と新鋭 世界がいま注目するピアニスト」を特集します。

お楽しみに~


 

【発売情報】
本日、モーストリー・クラシック2014年7月号が発売になりました
同時に、Webサイト http://mostly.jp/ も更新。目次、おすすめアーティストなどチラ読みができるほか、バックナンバーのページでは、デジタル書籍も購入できます。ぜひ、サイトにお立ち寄りください。

【モーストリー・クラシック7月号の主な内容】

表紙:カラヤン

巨匠と新鋭 世界が今注目する指揮者
アバドが今年1月になくなり、ベルリン・フィルのラトルは芸術監督兼首席指揮者を2018年に退くことが決まっている。またヤンソンスは15年夏をもってロイヤル・コンセルトヘボウ管の首席指揮者を退任する。これから世界の指揮者地図は大きく変動していく。
ベルリン・フィルの後継者問題は音楽ファンの最大の関心事だろう。サイモン・ラトルが首席指揮者に就任したのは2002年、47歳のときだった。現在、現地で有力な後任候補として名前があがっているのはネルソンス、ドゥダメル、ペトレンコの3人。しかし、ネルソンスとドゥダメルは若さがネック、ペトレンコは華やかさにかける。そこで、一時的な“つなぎ”としてヤンソンスの名前が急浮上してきている。この問題を大きく取り上げている。
また、今年の指揮者のアニバーサリーは、カラヤン没後25年、生誕100年はクーベリック、ジュリーニ、フリッチャイ、さらにモントゥーは没後50年になる。特集では彼ら記念年の指揮者に加え、現代の巨匠たちを取り上げた。アーノンクール、ハイティンク、マゼール、ムーティ、バレンボイム、小澤征爾だ。ムーティは5月、ローマ歌劇場を率いて来日する。小澤は体調が回復し今夏のサイトウ・キネン・フェスティバルで元気な姿を見せるはず。
このほか、アメリカの5大オーケストラ、ビッグ5、パリやイギリスのオーケストラのシェフなどを紹介している。
特集はほかに、◎若手の台頭 その魅力と将来性◎海外で活躍する日本人指揮者◎活躍するアジアの指揮者◎ピリオド楽器団体の指揮者後継者問題など。

特集で紹介したDVD、CDのプレゼントもあります

BIGが語る
小林研一郎 指揮
小林研一郎は日本でも人気が高いが、ハンガリーでは“レジェンド”な指揮者だ。1974年、共産国家だったハンガリーが国をあげて創設した第1回ブダペスト国際指揮者コンクールで優勝。当時、2つしかチャンネルがないテレビは2つともコンクールを放送、小林の顔を知らない国民はいないほどの人気者になった。何しろ日本人旅行者がタクシーに乗車したところ、「コバヤシを知っているか」と聞かれ、「知っている」と答えると、ただにしてくれたという逸話も残る。“コバケン”を育てたのはハンガリーという意識があるらしい。ハンガリーは東洋系で日本人に親近感がある。今年はコンクール優勝から40周年にあたり、ハンガリーでは記念演奏会が企画された。大統領官邸でパーティーが催されるなど大歓迎を受けた。「40年間はあっという間でした」と小林は振り返る。ハンガリー国立フィルは6月に来日する。

カラヤン新企画 カラヤン没後25年でCD続々リリース
“楽壇の帝王”と言われたヘルベルト・フォン・カラヤンが亡くなって今年で25年になる。これを記念してカラヤンが録音を残したワーナークラシックス(旧EMI)とユニバーサル・ミュージック(ドイツ・グラモフォン)から大量のCDがリリースされる。リマスタリング、高音質化され、編成を変えるなどして再発されるのだ。ワーナーは114枚、DGは92枚という大企画。オーディオ評論の麻倉怜士氏が現在までにリリースされているCDの新旧を聴き比べた。たとえばロストロポーヴィチがソリストを務めたドヴォルザークのチェロ協奏曲。旧盤はエネルギー全開だったが、新盤のプラチナSHM盤は緻密で端正、「音の粒子の細かさと、表面の磨き込みの美しさが特徴」と指摘する。

このほか 
◯諸石幸生の「音楽探究の旅」
◯ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルグのウィーン・フィル便り
◯マンスリー・ベルリン・フィル
◯小山実稚恵の「ピアノと私」 バッハ
◯宇野功芳の「これを聴かずにクラシックを語るな!」
◯外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◯宮本文昭の気軽に話そう ゲスト 藤岡幸夫 指揮
◯横溝亮一の「音楽千夜一夜」 山田耕筰
など特集や好評連載が満載です。

次号予告
2014年6月20日(金)発売の2014年8月号は「夭折の天才シューベルト」を特集します。

お楽しみに~

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